私が、高校入試で都立を選んだのが
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「私が、高校入試で都立を選んだのが20数年前、偏差値は当時65ぐらいあった。当時はまだ、都立高校の入試制度は、学校群制度であり、確か52群だった。」この文章で、今でも通じるのは、高校入試で都立を選んだ、というところだけである。あと、偏差値という言葉もあることはある。件の偏差値論争から、偏差値の文字が公の進学指導や入試の模擬試験から姿を消したらしいが、どっこい裏でおおでを振って歩いている。
ふたむかしの間に都立高校などでも入試制度の変更など、色々あったようだ。偏差値や、入試制度はどうでもいいが、都立高校は無くなって欲しくない。都立高校は入試の費用も、学費もとにかく安く、私立の高いところの約二十分の一だ。都立高校の利点である。
都立高校のもうひとつの利点は、自由な校風である。私立は各学校で特色があり、その分決め事が多い。都立高校は自由で絞めつけがなかった。
但し、これまでは、である。数年前から、ゆとり教育の不完全さから、都立高校の偏差値低下が囁かれており、入試傾向でも、都立高校離れが起こって、各方面から都立復権が望まれるようになってきた。各都立高校でも独自の補習時間を作ったり、入試問題を作ったりと、見方によっては入試をめぐって、偏差値教育復権にもとれる動きが起こり始めている。
もともと、都立高校の入試に偏差値教育の弊害が出て、ゆとり教育を始めたのだ。なのに、そのゆとり教育にゆとりが無くなってくると、もとの道に戻ろうとする。
日本の教育はぐるぐるとさ迷っている。そのために生徒達が道を見失わなければいいと切に願う。
